年末から年始にかけてのテレビやニュースなどを見て、今年の注目点を自分なりに考えてみました。
一つは、なんといってもアメリカのトランプ新大統領でしょう。
大統領に決まった時点から、自国だけではなく、様々な国が敏感に反応しています。
株価や為替も影響を受け反応しています。
こういうのを見ると、経済って人の想いで動く要素がかなり占めているんだなと思います。
金融工学って、なんなんだろうとも思えてきます。
まだ、大統領に就任する前から、このような状態ですから、今年はトランプ氏から目が離せないですね。
次は、人工知能(AI)でしょう。
昨年から、関連書籍も多く出版されてるし、自動運転の自動車、難しいと言われていた囲碁でコンピュータが人間に勝つなど話題がことかかない。
また、将来、今の職業の大部分がコンピュータに取って代わられるという話もあり、今年はどんな進展があるのか目が離せないと思います。
昨日、「高齢者」の定義を年齢を65歳から75歳にしてはどうだろうと日本老年学会が提案したという提案がありました。
確かに、みなさん元気です。
この年代の方まで仕事を持つことができれば、生産年齢人口だって増えるしと思うのですが、先の人工知能の話もあり、働き方そのものを考える必要があるかもしれません。
今、働き方は長時間労働の是正に目が行っていますが、仕事量を平準化して個々の分量も下げるためにも65歳以上の人たちの活用を考えてもいいのではと思うのですが・・・
この辺りが技術の進展による効率化による省人とのトレードオフになってくるので、いろいろなことを考える必要があるのだろうと思います。
経済的成長って、いつかは飽和してしまうものではないかと、思うようになってきました。
これからは、成長だけではなく、現状維持や緩やかな下降においても、我々が窮することなく暮らしていくことができることも考えていく必要があるかもしれませんね。