人工知能は私たちの生活をどう変えるのか

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、水野操著、「人工知能は私たちの生活をどう変えるのか」です。


本書では、自動運転技術や医療、老人介護などの分野で、これからどのように人工知能が活用されていくのかが書かれています。



構成は6章立てになっており、第1章では人口知能の開発歴史やどのようなことができるかなどの概要が著されています。


第2章では、コストとリスクがこれからどのようになっていくのか、予測されています。


そして、第3章〜第5章までは、人工知能が活用されている未来の生活を8つのストーリーで表し、それぞれのストーリーの後に予測と解説が示されています。


終章では、これからの人口減少、労働人口減少を迎えるにあたって、移民と人工知能の活用とどちらを選択していくのか、著者の考えが述べられています。


人工知能を活用した生活は、コストが見合うようであれば、大きな可能性を秘めていることが本書を読めば理解できることと思います。


非常に読みやすく、わかりやすい本でした。