製造業の3Dテクノロジー活用戦略

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、鳥谷浩志著、「製造業の3Dテクノロジー活用戦略」です。


製造業の3Dテクノロジー活用戦略ということで、書店で手に取った書籍です。


製造業の3Dテクノロジー活用戦略 (経営者新書)

製造業の3Dテクノロジー活用戦略 (経営者新書)


内容は、3D-CADで作成したデータを軽量化して、様々な用途に活用しようとしている「XVL」についてのものでした。


「XVL」に出会ったのは、約15年前で、まだメーカー勤務時代だった。


その頃はミドルレンジの3D-CADが普及し始めた頃で、ある機器の操作マニュアル作成に使いたいということで、ちょっと首を突っ込んだ頃があるが、まだ機器本体の方の3Dデータ化進んでいない状態であった。


本書を読むと、ちょうどXVL2.0の頃になるらしい。


XVLも進化して、現在は第四世代のXVL4.0ということだ。


書いてある内容は、3Dデータを活用するなら、そういう使い方だろうなということばかりで、考え方としては特に目新しいことはなかった。


しかし、技術の方が進んで、それが比較的簡単に扱えるようになってきたようだ。


日本では結構前から、こういうことをやっているから、インダストリー4.0とか言われても、今一つピンとこないのかもしれませんね。


日本製造業のなお一層の奮闘を願いたいものだなと感じました。