大統領を殺す国 韓国

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、辺真一(ピョン・ジンイル)著、「大統領を殺す国 韓国」です。


本書は、朴槿恵大統領になってから一年経過したところの2014年3月に出版されたものです。


著者は、テレビにも登場されているコリアン・レポートの辺真一さんです。



韓国の大統領は銃弾に倒れたり、任期が終了すると様々な訴追をされたりと悲惨な運命を辿る方々が多いです。


本書は、そんな韓国の歴代大統領の任期中の業績や末路をレポートしたものです。


本書が出版されるときには産経新聞社の加藤達也前ソウル支局長が書いた記事で朴槿恵大統領の名誉棄損訴えられる前に当たります。


この本の中では、韓国の大統領の権限は絶大で、外国の記者などが大統領に関してネガティブなこと書けば、必ず訴えられるだろうと書いてあることが印象的でした。


また、自分を肯定するために、前任者を否定するというのは、悲しい習性だなあと感じました。


白か黒の判断で、中庸というか中間を認めないというのも、やはり悲しい習性だなと感じました。


著者は在日の方などで、韓国や北朝鮮の立場に立ったものの見方、考えかたもしめしているので、参考になると思います。