笑うな

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、筒井康隆著、「笑うな」です。


この間、北杜夫氏の作品を読んで、今回は筒井康隆さん・・・なんか中学生のときに戻った感じです。


本書は、昭和59年(1984年)に徳間書店から刊行されており、ショート・ショートで34編が掲載されています。


笑うな (新潮文庫)

笑うな (新潮文庫)

 
全編ブラック・ユーモアに包まれている感じで、本当に久々の筒井ワールドに浸ることができました。


タイトルの「笑うな」の他に「駝鳥」「座敷ぼっこ」「タック健在なりや」「ハリウッド・ハリウッド」が特にツボに嵌りました。


筒井ファンには、お薦めしたい一冊です。