超思考

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、北野武著、「超思考」です。


この本を読むと著者、北野武の視点の鋭さがわかる。


超思考 (幻冬舎文庫)

超思考 (幻冬舎文庫)


パッと口に出てくる言葉も、実はいろいろなことを考えて発しているのかもしれない。


今の日本、昔とはいろいろなことが変わってきました。


世代間の価値観の違い、それに基づく世相など、するどく切り込んでいます。


本全体に流れているのは、著者の母の教えに基づいたものの見方です。


仏壇について書かれている箇所については、私も自分の母のことを思い出してしまいました。


2011年に刊行されたものが文庫化されたものですが、非常に参考になる本だと思います。