これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、北野武著、「超思考」です。
この本を読むと著者、北野武の視点の鋭さがわかる。
- 作者: 北野武
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/08/01
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (4件) を見る
パッと口に出てくる言葉も、実はいろいろなことを考えて発しているのかもしれない。
今の日本、昔とはいろいろなことが変わってきました。
世代間の価値観の違い、それに基づく世相など、するどく切り込んでいます。
本全体に流れているのは、著者の母の教えに基づいたものの見方です。
仏壇について書かれている箇所については、私も自分の母のことを思い出してしまいました。
2011年に刊行されたものが文庫化されたものですが、非常に参考になる本だと思います。