世界一わかりやすいコスト削減の授業

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、若井吉樹著、「世界一わかりやすいコスト削減の授業」です。


コスト削減の本です。


世界一わかりやすいコスト削減の授業

世界一わかりやすいコスト削減の授業


スタンスは「人を生かす」コスト削減ということで、人件費削減を行わずに、工程のムダを省き、工数を下げることを中心とした方法が述べられています。


主人公の叔父が営む居酒屋の客である「先生」に教えを受け、自分の会社で実施し改善を図っていくというストーリー仕立てになっています。


ただ、気になったのは「マネジメントの前にやるべきことがある」と書いてあるのですが、ここで述べられている手法は生産管理ですので、生産する上でのマネジメント手法でもあるところです。


非常に読みやすくポイントだけ書いてあるので、工場でのコストダウンって、どんな取り組みが必要なんだろうと考え、ざっくりと知りたい方にはお奨めの本です。