女子高生と学ぶ稲盛哲学
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、高巌著、「女子高生と学ぶ稲盛哲学」です。
タイトルから、「もしドラ」のような感じで、稲盛和夫さんの経営哲学を学べるのかな・・と思い、本書を手に取りました。
- 作者: 高巖
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/12/03
- メディア: 単行本
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舞台は女子校です。
そこで、帰国子女たちへの授業を通して、稲盛哲学を教えていくというスタイルを取っています。
相手が女子高生だから、なんとなくやさしく、かみ砕いたような感じなのかなあと思いましたが、結構、内容が硬めで難しく感じます。
自由至上主義、社会自由主義とは何かというところから導入していきます。
読み終わってみると、読み進めるのが大変だったという感じの方が強く。
稲盛和夫さんの熱い経営哲学が素直に伝わってきたようにはなれませんでした。
どこを落としどころにしたかたのかという疑問が残り、結構モヤモヤ観満載の読後になってしまいました。