国家の暴走

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、古賀茂明著、「国家の暴走 安倍政権の世論操作術」です。


国民の理解が良く得られていない、理解してもらう努力をしていく・・・と言いながら、かなりごり押しとも思えるような感じで成立した安保法制。



その裏には、ここで語られていようなこともあったのかもしれないですね。


この本では最後に今後目指すべき政党の主張の方向性が出ていますが、本書が出版されてから、もう1年以上経ちますが、そんな方向を主張しているのを聞いたことがない。


うーん、でも中小企業施策が中小企業のためになっていないなどと言われてしまうと、中小企業診断士は「中小企業施策の伝道師たれ」などと言っている方もいらっしゃるのにどうしたら、いいのだろうとも思ってしまいました。


この本を読んで、官僚出身ということで佐藤優氏と比べてしまった。


違うタイプであることは間違いない。


そして、主観がかなり強いようにも感じたが・・・