日本外交官、韓国奮闘記

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、道上尚史著、「日本外交官、韓国奮闘記」です。


本書はこちらに来る前に、ブック・オフで購入したもの、今から15年前に出版された、韓国駐在の外交官が書いた本です。


日本外交官、韓国奮闘記 (文春新書)

日本外交官、韓国奮闘記 (文春新書)


ビックリしたのは「嫌韓派」という言葉が使われていたこと。


この当時からもうこの言葉は存在していたんですね。


文調が丁寧だけど、ここに描かれている日本と韓国の関係は、今も変わっていないように感じました。


お互い前に進もうという気がないのかもしれない。


これは相容れないからなのか、馴れ合いなのか・・・


うーん、でも外交官だから、うまくまとめ過ぎかな。


ただ、著者が言うように、顔、恰好は似ているけど、やはり違う国なんだという認識は必要だなと思いました。