運を支配する

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、桜井章一藤田晋共著、「運を支配する」です。


無敗伝説の雀鬼ベンチャー経営者が語る39の運を支配する極意です。
 


一つのテーマに対して、まず桜井章一が語り、それを翻訳するような形で藤田晋が語るスタイルになっています。


読んで感じたのは、二人の立ち位置がニュートラルであること。


状況に身を任せつつ、そこからの転回を練っていくという生き方には、何か感じるものがありました。


言われてみると確かにそうだなと思うようなことが多いのですが、なかなか説得力があります。


桜井章一さんの最近の本では勝間和代さんとの対談形式の「勝つ流儀」を読みました。


この時は、話がかみ合わない内容だなと思っていたんですが、この本はやはり雀鬼会の師弟関係。


お互いが相手の意をくみ取り、自分の言葉で語り、内容が深いものとなっています。