私は、事例Ⅳが苦手でした。
それはキャッシュフロー計算書の問題がよく理解できていなかったことです。
でも、事例Ⅳは計算問題を絡めて出題していくるので、おおよそ出題としては、キャッシュフロー計算書と損益計算書と貸借対照表から経営分析を行い、該当企業(D社)の経営状況の問題点を把握し、その解決への方向性をアドバイスするパターンになっています。
だから、まずはキャッシュフロー計算書を作成する計算手順(間接法)を徹底的に体に滲み込ませるようにしました。
解き方がわかってしまえば、その手順に沿って電卓を叩くだけです。
そして、財務指標として、何を選んだら良いかは、これが事例文や問題文に必ずヒントが記載されている。
儲かっているのか・・・収益性
倒産の危機はないのか・・・安全性
伸びているのか・・・成長性
でそれぞれの分析指標を選んでいくというようにしたら、結構これが得点源の科目になってきました。
要はポイントをきっちりと抑える。
抑えるということは生半可に理解するのではなく、自分の腹に落ちるように理解するんだなということを学びました。
苦手な人もいると思いますが、食わず嫌いにならずに積極的に事例問題にとりくんでください。
ご健闘をお祈りいたします。