これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、金慶珠&香山リカ共著、「叩かれ女の正論」です。
- 作者: 金慶珠,香山リカ
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2015/08/09
- メディア: 新書
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金慶珠氏は日韓問題でテレビなどに出演し、その発言で、香山リカ氏も同様に討論番組などの発言が物議を起こしたりして、世間から叩かれているということなのでしょう。
この二人の叩けれ女が今の日本の現状について語り合う対談です。
この二人、「アンチ」な人たちよりかなりネットなどで叩かれているのですが、二人の話を聞いていると芯が強いというか、しっかしリている。
見方、考え方がぶれていないというところが彼女たちの強みなのかと類推しながら読み進めていました。
確かに、世の中多様化と言いながら、メディアの発信や政治の方向が黒か白かの二元的になっている感はあるなとは思いました。
この本からだけでは、彼女らを突き動かす信念が何であるかは、私は掴むことができませんでしたが、いやあ、叩かれてもくじけす、さらに進んでいこうというご両人のパワーには敬意を表します。