ヤクザ式 相手を制す最強の「怒り方」

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、向谷匡史著、『ヤクザ式 相手を制す最強の「怒り方」』です。


「怒り方」と言っても、感情の表現をしたものではなく、あくまでも冷静にあり、演技として怒った態度を演出するということがポイントなのかと本書を読んで感じました。


ヤクザ式 相手を制す最強の「怒り方」 (光文社新書)

ヤクザ式 相手を制す最強の「怒り方」 (光文社新書)


ですから、話術であり、表現力であり、そして相手とのやり取りとして追い詰めていくためのコミュニケーション力が必要になります。


この本では、「言質を取る」という表現でしたが、後で証拠となる言葉を相手から引き出す技術にも長けていないといけないのだなと感じました。


究極はコミュニケーションの一環であるので、心理学的要素も多々あり、読んでいて面白かったです。


簡潔に書かれているので、それほど時間もかからずに読み通すことができる本です。


自分を有利に持っていくための交渉、コミュニケーションを図りたい方には、参考となる一冊ではないでしょうか。