超したたか勉強術

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、佐藤優著、「超したたか勉強術」です。


この本は、世の中で起こっていることから、視察し、類推し、今後の成り行き、それに対する行動を考えていくなど、したたかに生き残るためにどうすれば良いかを解説している本です。


超したたか勉強術 (朝日新書)

超したたか勉強術 (朝日新書)


著者の特徴として、何故そのように考えるのかを論理立ててきちんと説明していくれることがある。


この本を読むと、何故、そのようなことができるかが判るだろう。


それは、著者がしたたかに考える術を持っているからである。


本書では、イギリスの歴史教科書を題材にして、そこに書かれている内容から、歴史の変遷、現代との関わり、世の中の出来事の結びつきなどへと展開され、どのような思考法により、そのようなことを導くことができるかを説明しています。


自分で考える力を養いたい人にとっては、その着眼点、思考法がわかるので、良い本ではないだろうか。