「外食の裏側」を見抜く

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、河岸宏和著、『「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。』です。


この本、MSNで紹介されていて書店で買おうとも思ってもいつも品切れでなかなか購入することができなかった一冊です。


もう5万部も売れていることが帯に刷られていました。



まず、読んで驚くのが外食チェーン店で出されている食材についてです。


コストダウンのためにいろいろな添加物を加えていること、また職人がいなくても出来るように様々な前処理が行われていることが書いてあります。


著者が言うように、我々は外食に何を求めているのでしょうか。


家では味わえないような手の込んだ美味しい料理を求めるとするならば、多くのチェーン店は無理なのかなとも思いました。


筆者と編集担当者の方とで、各外食チェーンを食べ歩き、そのお店の改善しなくてはならないところや工夫しているところなども書いてあります。


また、そういう中でも全国チェーンにもうまい店はあるとおうことで、「何が他店と違うか」理由も詳しく解説しています。


本書を読むとただ外食で食べるだけではなく、そのお店の裏側まで考えることができるようになると思います。


外食を利用される方はもちろん、飲食店をクラインアントに持っていたり、これから持とうと考えられている中小企業診断士等のコンサルタントの方にも参考になると思います。