これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、小阪裕司著、「リーダーが忘れてはならない3つの人間心理」です。
著者の展開する考え方はわかりやすくて、共感しやすいものが多いので、ついつい書店で書籍を見つけると購入してしまいます。
リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)
- 作者: 小阪裕司
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2010/03/10
- メディア: 新書
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本書のテーマは、リーダーが組織づくり、それも「神話となるチーム」づくりを行うためには、どのような点に注意を払わなくてはいけないかを、行動科学マネジメントの観点から、著したものです。
タイトルにもなっている3つの人間心理。
これは人の心にスイッチを入れるものなのですが、次の3つのことをチームメンバーに行うことが必要だと説いています。
第一原則:「快」と結びつける
第二原則:「意味」を与える
第三原則:「演じさせる」
この本の良いところは、単にこういうことをやれば上手くいくと言うだけではなく、進めるにあたっては「抵抗と離脱」があるというそのプロセスにおける負の部分もきちんと示しているところだと思います。
これは、管理職などのマネージャーの他に、クライアントさんと対する中小企業診断士のようなコンサルタントの方にも参考になる内容が多いです。
興味ある方は一読してみてください。