オタクの心をつかめ

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、寺尾幸紘著、「オタクの心をつかめ 最強の購買欲をもつ顧客たち」です。


この本は、タイトル通りオタクを顧客ターゲットにしたときに、どのようなマーケティングチャンスがあるのかを、今までの成功例、失敗例をベースに語っている本です。



私は、中小企業診断士の実務補習で訪問した診断先が、いわゆるオタクの方々をターゲットにした企業だったこともあり、なんとなくだけどオタク市場について関心があります。


この本にも出てきますが、当時は野村総合研究所が出版した「オタク市場の研究」という本も購入し、オタクが持つ購買意欲やどのような分野にマーケティングの可能性があるかを調べました。


それから月日が経ち、この本を読むとオタクは市民権を得て、取扱い商品も幅広くなっていることが本書を読んでわかりました。


この本は、これからのマーケティングチャンスがどの辺りにあるのかを知りたい方やビジネスの種を探したい方は読んでもいいのかなと思いました。


字が大きくて字数が少ないので、読みやすいです。