稼ぐ力

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、大前研一著、『稼ぐ力: 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方』です。


副題の『 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方』にピンと来るものがありました。


IT化が進み、いろんなものが効率化、簡素化され、自分自身で付加価値を生み出していくようにならないと、確かに仕事がなくなってしまうのかなと感じることがあるからです。



個人の意識も大事ですが、国として教育の在り方をきちんと考えていかないと、グローバル化の中で日本が取り残されてしまうかもしれない危機感を感じます。


幅広い視点で個人個人が「稼ぐ力」をつけていくためには、どうしたら良いのか、その方向性や視点を投げかえてくれています。


若い人たちだけでなく、中高年も本書を読んで、自分の経験、力量からどのような方向で「稼ぐ」ことが考えられるのかを考えるきっかけにしてはいかがでしょうか。