これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、山田修著、「本当に使える経営戦略・使えない経営戦略」です。
経営戦略について書かれたビジネス書です。
主に米国の経営学者が述べている経営戦略を取り上げ、解説と評価を下しています。
そして、自らが実践し、教えている経営戦略の立案の仕方も解説しています。
- 作者: 山田修
- 出版社/メーカー: ぱる出版
- 発売日: 2013/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なかなか面白かったのは、米国では経営学者とコンサルティングファームは一蓮托生的存在であり、彼らの唱えている理論は大企業向けであるということ。
日本のように99.7%が中小企業であるような世界では応用できない代物であると言い切っているところはなかなか痛快でした。
この本は、中小企業診断士のような中小企業を主にクライアントにされているコンサルタントの方は読んだ方がいいのではないかなと思いました。
なかなかユニークで、そして面白く、ためになる本でした。