ずっと安月給の人の思考法

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、木暮太一著、「ずっと安月給の人の思考法」です。


本書は、給料と言うものを軸に、これから変わりゆく世の中で自分の持つ付加価値を上げていくことの大切さを説いている本だと思います。


ずっと「安月給」の人の思考法

ずっと「安月給」の人の思考法


導入の切り口がマルクス資本論を用いているところが、なかなかユニークdなと感じました。


それをもとに、なぜ、給料の高い会社と低い会社があるのか、その理由を5つ挙げています。


そして、個人の価値を上げることの重要性を説いた中で、世の中に対しての視点の持ち方を、『なぜかお金が増えない「安月給」の人の思考法』ということで、8つを取り上げています。


この本を読んだからと言って、給料が上がるわけではありません。


しかし、給料の仕組みを知ることと、どのような努力をすれば良いのか、自分を見つめ直すきっかけを与えてくれる本だと思います。