これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、渥美育子著、『グローバル企業で30年間伝え続けてきた「世界で戦える人材」の条件』です。
この本は、グローバル化というものはどういうものか、そのために我々は何を知らなくてはいけないかをきちんと示してくれている本です。
- 作者: 渥美育子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2013/06/19
- メディア: 新書
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「文化」と「歴史」の切り口で世界を俯瞰的に見るというのは、非常に斬新に感じましたし、その重要性も理解できました。
今、私は韓国に仕事で着ていますが、「文化」と「歴史」については、痛切にその必要性を感じます。
また、民族のマインドセットを学ぶというのも非常に大切なことだなと思いました。
こういうことを理解していると、ニュースの捉え方もマスコミの論点だけでなく、自分の見方ができるなとも思いましたし、その国、地域でビジネスを行う上では事前学習すべき項目であるとも感じました。
本書は、お奨めです。
この本を読むと、グローバル化に伴って何をしなくてはならないかということと、日本人としてのアイデンティティをしっかりと持つべきことを知ることができると思います。