これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、ビジネス科学委員会著、「仕事が9割うまくいく雑談の技術 人見知りでも上手になれる会話のルール」です。
コミュニケーションを円滑に行うためには、まずそのきっかけが必要です。
その導入を図るのに雑談はもってこい。
仕事が9割うまくいく雑談の技術 人見知りでも上手になれる会話のルール (角川oneテーマ21)
- 作者: ビジネス科学委員会
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/08/10
- メディア: 新書
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ただ、どういう話をすればいいのか?相手の返しに対して、どのような受け答えをしたら良いのか、要領を掴んでないと話はプツリと切れてします。
といことで、本書はどのように雑談をすればよいのか、そのコツを教えてくれるという本です。
読んでいて、話の進め方の良い例、悪い例が出てきますが、本当にそんな風に話が進むのかいなと思うようなところもあります。
また、雑談とは言っても、相手に話すきっかけを与えれば、あとは上手な聞き役に回るということで、コミュニケーション本に書かれている王道もきちんと書かれています。
雑談の基本ルールとして次の5つが載っていました。
第一に、会話に軸や結論を求めないこと。
第二に、どんな方向に話が転がっていっても、元に戻そうとしないこと。
第三に、落ちを求めないこと。
第四に、まとめようとしないこと。
第五に、会話の流れにまかせること。
あなたもこの本を読んで、雑談から人の輪を広げていきませんか。