昇る男の条件沈む男の傾向

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、竹由喜美子著、「昇る男の条件沈む男の傾向」です。


この間、日本に帰った時にこの本を購入しようと大きな書店に行ったら、3店は在庫切れで4店目でようやく購入できた一冊です。


著者は、京都花街の元芸妓で、自身の花街での経験から、成功する男性と、そうではない男性の行動・考え方を論じています。



全部で57の昇る男の条件と沈む男の傾向が出ているのですが、それぞれ自分はどちらに当てはまるのかを確かめながら読みました。


それぞれの項目で述べられていることは何も新しいものではありません。


しかし、何気なく行動している普段の自分を振り返った時に、ハッとするような指摘を感じることもあります。


やはり日本や世界のエグゼクティブが利用するお座敷遊びに集う人達は、それなりに洗練された方々が多いのだなと思ったことと、そうは言っても心持ち次第なとも感じました。


女性は見ていないようで、しっかりと見ていますね。


それから、普段知り得るチャンスがない京都花街についても、「ビジネスマンのための京都花街案内付」がついています。


昇る男になりたい方は、是非ご一読ください。