アサーション入門

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、平木典子著、「アサーション入門 自分も相手も大切にする自己表現法 」です。


私がアサーションと出会ったのは、もう20年ぐらい前のことになると思います。


外部の研修で、このコースがあったので受講しました。


アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)


本書は、自分も相手も大切にする表現方法であるアサーションについて書かれた入門書です。


自分の主張を相手の気分を害することなく伝える、これは言うのは簡単ですが、結構難しいことです。


アサーティブな感覚を持つことは、人とのコミュニケーションを取るうえで、非常に大事なことだと私は思います。


読んでみるとコミュニケーションの基本ではないのかと思われる方もいらっしゃると思いますが、アサーティブとはどういうことか、そのようになるためにはどう考えたら、いいかについて本書ではヒントを与えてくれています。


アサーションを知らない方、コミュニケーションを円滑に行いたいと考えている方に、本書をお奨めします。