これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、高野登著、「一流の想像力」です。
著者は、リッツ・カールトン元日本支社長をされていた方で、本書の中でも様々な想定外の場面に遭遇したときにホテルではどのように対処したかの実話が紹介されています。

- 作者: 高野登
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2013/05/19
- メディア: 新書
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内容は、想像力により仕事を円滑にかつ結果を出すことができるようになるということが書かれています。
想定外ではなく、いろいろなことを想定するということです。
そして、その想像力は自分の立場ではなく、お客様視線で考えるということが大事だということです。
この本では、著者が元ホテルマンなのでサービスの事例を多く取り上げ説明してくれています。
私が感じたのは想像力=シミュレーション力なんだなあということです。
やはり仕事がうまくいくときて、いろいろなことを想定して、その時の対応まで考えていませんか。
このシミュレーションって、大事だと私は思っているので、本書の内容には非常に共感できました。
内容も面白いのでお奨めのビジネス書としての一冊です。