本当は怖い「糖質制限」

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、岡本卓著、『本当は怖い「糖質制限」』です。


この本は、今じわじわと人気が出ている「糖質制限」ダイエットに対してのアンチテーゼ本です。


本当は怖い「糖質制限」(祥伝社新書319)

本当は怖い「糖質制限」(祥伝社新書319)


冒頭、糖質制限で死亡率が上昇する、そして中では「糖質制限が病気をつくる」と一章を設け、「糖質制限」を攻撃しています。


しかし、最初に冒頭で長期的に糖質制限を行なった場合の体への影響に対する科学的データーは、ほとんどないのが現状と書いているのですから、そこまで言い切れるのかと読んでいて疑問を持ちました。


まあ、何かがはやるとそれに対してのアンチテーゼは出てkるものなので、良いのですが、もう少し納得できるようなわかりやすい説明が必要なのではないかと思います。


オリーブオイルを使う地中海式ダイエットを奨めたいのでしょうか?


どうも焦点がはっきりしない本に感じられました。


まあ、いろいろなダイエットがありますが、その人が無理なくできるものが良いと思います。


これから、糖質制限をしようと考えている人は、読まない方がいいかもしれません。