人間関係

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、曽野綾子著、「人間関係」です。


タイトルからして、どんなことが書かれているのだろうと思っていましたが、著者の雑感を書いているような感じで、どちらかというと愚痴っぽい感じがしました。


人間関係 (新潮新書)

人間関係 (新潮新書)


最後まで読むと、この本、「新潮45」連載の「人間関係愚痴話」(2011年6月号〜2012年7月号)を改題の上、まとめたものだそうです。


まあ、こういう考え方もあるんだなあということです。


ウォーレン・バフェット氏に偶然会う機会があったことや皇后陛下と同級生だったというのは、ちょっとした自慢なのかなと感じました。


著者の年齢は、この間読んだ五木寛之氏とほぼ同じだと思いますが、エッセイでも感じ方が違うのは著者自身の違いなのか、それとも男女の差なのかな・・・なんて、ちょっと考えてしまいました。