今日、ダイヤモンドオンラインで「なぜ技術力が高いのに韓国に負けるのか
日本の家電が復活できない理由 」という記事を読んだ。
この数年白物家電への新規参入が相次いでいるという話が出ていた。
その代表として挙げられるのがプラスチックメーカーから新規参入したアイリスオーヤマだそうだ。
2009年に初めて白物家電の市場に参入して、2012年末時点で掃除機、電子レンジ、空気清浄機など130アイテムを大手メーカーの製品より大幅に安い価格で提供するまでに成長したそうだ。
白物家電の分野でもデジタル化が進んでいるので、部品を安く集めて組み立てればデジタル家電商品は出来るようになったそうだ。
そして、それを中国の工場で実践していらしい。
ここまで読んでも、へえ、白物家電もモジュール型になっているんだとの驚きがあった。
さらに、へえと思ったのは、次のことだ。
これらの新規参入組は、大手電機メーカーをリストラされた技術者を積極的に採用しているとのことだが、採用された人は、かつて所属した大企業に比べて意思決定のスピード、決済に必要なハンコの数の少なさにびっくりしているということが書かれていた。
この記事では、大手電機メーカーが現在低落しているのは、外部環境のせいばかりでなく、経営者の能力、責任も大きいとまとめていた。
中小企業をクライアントに持つ中小企業診断士、経営コンサルタントの方は、中小企業の特長の機動力を上手く活かせば、まだまだクライアントは伸びるチャンスはあると感じないだろうか。
これは、使えそうないいことを聞いたと私は感じました。
「ただ、むやみにスピードじゃ困りますから、私たち中小企業診断士がきちんとサポートしますよ」とセールストークできないかな(笑)
大手には厳しい記事かもしれないけど、良いヒントの一つを得ることができました。