これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、天外伺朗著、「経営者の運力 逆境をチャンスに変える神秘の智恵」です。
著者の天外伺朗(本名:土井利忠)氏は、元ソニー上席常務で、CDや犬型ロボットAIBOなどの開発に携わった技術者です。
それらの開発を通して、様々な体験をし、理論を越えた何かがあると、目に見えない力というか作用についても研究しています。
- 作者: 天外伺朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/09/15
- メディア: 単行本
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それをこの本では、「運力」と言う言葉で表しています。
単に「運力」をつけて成功しよう!みたいな、よくある成功本とは違うところがポイントです。
「運力」は波動で周期性があるから、良いピークもあれば悪いピークもある。
ご自身の自分史を見てみると、その周期は、算命学で言われているよな12年周期とほぼ一致するということだそうです。
こういう特性を知って、単に自分だけの成功を願うのではなく、すべてのものに感謝することで、この「運力」のレベルを上げていくことができるそうです。
現在は「天下塾」という経営者向けのセミナーを開かれたりしているので、タイトルに「経営者の」と書かれているのでしょうが、経営者に限らず一般の方が読まれても良い本だと思います。
久々に天外本に触れることができました。