本当は怖い韓国の歴史

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、豊田有恒著、「本当は怖い韓国の歴史」です。


本書は、韓国ドラマと史書を比較しながら、韓国の実際の歴史はどうだったのかについて著者の持論が述べられています。


本当は怖い韓国の歴史(祥伝社新書302)

本当は怖い韓国の歴史(祥伝社新書302)


狙いは、面白いのですが、韓国歴史ドラマを見ていない者にとっては、ドラマのストーリーの説明部分が薄過ぎるので、史実との対比でどこか乖離しているのか、よく理解できませんでした。


理解できたのは、韓国の歴史ドラマでは史実に基づいているわけではなく、かなりフィクションを盛り込んでいるということです。


じゃあ、日本の歴史ドラマはどの程度史実に基づいて、どの辺りがフィクションなのでしょうか。


ドラマだという認識ならば、娯楽ものだと考えて、それがどの程度事実に近いかどうかは置いておいても良いような気がしますが、見る人にとっては、それが全てみたいな人もいるのかもしれませんね。


前著、「韓国が漢字を復活できない理由」に続き、著者が長年に韓国に親しんでいることは十分、認識できました。