突破する力

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、猪瀬直樹著、「突破する力」です。


石原慎太郎都知事を辞めて、次の都知事に著者の猪瀬直樹氏を推している。


テレビのゲストやコメンテーターとして出ているときの著者の顔しか知らないので、どんな人物なのか知りたいという気持ちもあり、本書を手にしました。


突破する力 (青春新書インテリジェンス)

突破する力 (青春新書インテリジェンス)


本書を読んで、決して著者は、順風満帆な人生を歩んできたわけじゃないんだということ、しかし、その時々の環境や境遇から考え抜いて、道を切り開いていく、突破していったんだなということがわかりました。


本書を読む限りでは、苦労人です。


そして、自分を律する部分をきちんと設けています。


この本は、本人の経験を通して書かれているので、伝わるものがあります。


何かに行き詰っている人、悩んでいる人、本書を読んで、目の前のことに真摯に取り組む勇気を持ちましょう。