100円のコーラを1000円で売る方法2
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、永井孝尚著、「100円のコーラを1000円で売る方法2」です。
本書は、この間紹介しました「100円のコーラを1000円で売る方法」の続編です。

- 作者: 永井孝尚
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
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今回は、主人公の久美のキャラクターが前回に比べ抑えて表現されているので、面白く読むことができました。
この本の中で書かれているテーマは、大きく捉えると競争戦略になります。
ポーターの理論を前面に出すのではなく、むしろランチェスター戦略を前面に出しているのが、読んでいて面白いなと思いました。
そして、成功体験からの脱却もテーマとなっています。
今までの成功に引きづられいると、世の中の変化に追従できない。
その変化に対応するためには、あらゆることを想定対応する網羅思考から、仮説を立て検証確認を行いフィードバックを行う仮説思考への変換を唱えています。
しかし、このタイトルは内容とは関係なく、大事なのは「2」の続編と言うことだったんですね。