もし六本木のキャバクラ嬢が北方謙三の『水滸伝』を読んだら

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本というより冊子は、「もし六本木のキャバクラ嬢北方謙三の『水滸伝』を読んだら」です。


これ、非売品です。


この間、帰国したときに書店のレジで会計していた時に、レジカウンターに置いてあったので、貰ってきたものです。


実は、この冊子、10万部をほぼ”完売”というか、さばけているみたいです。


この記事をこの間、msnで見つけ、その後慌てて読んだわけです。


その記事の初めの部分を引用します。


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もし六本木のキャバクラ嬢北方謙三の「水滸伝」を読んだら−。そんなタイトルの販促用小冊子が、書店で話題になっている。夜の世界を生きる若い女性と、ハードボイルドの巨匠・北方謙三さんが中国の古典を翻案した長編歴史小説。一見ミスマッチに思える設定だが、「えっ、水滸伝ってこんな話なの?」とかえって興味を引く内容だ。全国で10万部、大阪の大手書店でも無料で配布されているが、この1カ月でほぼ“完売”状態に。背景にあるのは、本離れに苦しむ出版業界のあの手この手の販売作戦だ。

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この記事を見つけてから、読んだせいなのでしょうか。


面白かったです。



この間紹介した「ビジネス書を読んでもデキる人になれない」にも書いてありましたが、今出版業界はマーケティングに力を入れていて、いろいろな販売戦略を立て、アピールしているとのこと。


この冊子もタイトルは、「もしドラ」を連想させるし、イラストは「嬢王」より引用して、目を引きやすいようにしていますよね。


私も、なんだろうと思って書店で手に取りました。


非売品なので、もう置いてあるかどうかは、わかりませんが、興味ある人は明日書店のレジで探してみてください。