これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、黄文雄著、「日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか」です。
尖閣列島や竹島などの中国や韓国との領土問題が話題になっている中、まさにタイムリーな本と思い手に取りました。
本書は、「日本と中国、韓国とは、まったく異なる文化、文明、風土、歴史である」ということを検証しています。
- 作者: 黄文雄
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2012/08/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本を読んで、韓国というか朝鮮は長い間、中国の属国であり独立国と歩み始めたのは本当にまだわずかであるということです。
また、日韓併合時代に様々なことが改善され、人口や農業の生産性なども伸びたということです。
中国については、「利己的で自己中心的な社会だから、つねに疑心暗鬼であり、利他的などということはありえないと考えている」と述べています。
漢字を使った国であるということだけが共通して、文化的にも、政治的にも全く違う道をそれぞれの国が歩んできたことがよくわかりました。
著者は台湾出身の評論家である。
この本を読んで感じたのは、マスコミが取り上げていることだけを見るのではなく、自分自身も関心を持って、歴史的な背景を調べなくてはならないということです。
今まで知らなかった中国人や韓国人の不都合な真実(見方)を知りたい方は本書を読まれることをお奨めします。