日本経済復活、最後のチャンス

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、三橋規宏著、『日本経済復活、最後のチャンス 変化恐怖症を脱して「3K立国」へ 』です。


本書では、失われた20年と言われ低迷を続ける日本経済復活のための著者が考える戦略を述べています。


それが、低炭素、資源循環、自然との共生を満たす社会を国家目標に掲げ、科学技術、観光、環境の3K立国を目指すことです。


日本経済復活、最後のチャンス 変化恐怖症を脱して「3K立国」へ (朝日新書)

日本経済復活、最後のチャンス 変化恐怖症を脱して「3K立国」へ (朝日新書)


大きく2部で本書は構成されています。


Ⅰ部は、「新しい日本に生まれ変わる」ということで、現状を眺め、そして脱石化エネルギー化を図り、日本の強みを活かしつつ経済の活性化を図るべきだと説いています。


そしてⅡ部「新しい日本を創る」では、日本復活の条件を提示し、科学技術、観光、環境の3K立国を目指すための着目点について解説しています。



大きく舵を取り、今までと違う我々日本人がアプローチで進むことができるかが、重要なポイントになりそうです。


やはり、「変わらなければ、変われない」なんですね。