新しい工場を建てるならば・・・

今日は、昼過ぎからお客様のところへ話を伺いに行ってきました。


新しい工場建設の話が出てきて、図面を見せて頂いた。


パッと見て、まず考えたのが、原材料から加工を経て、最終製品にするまでのモノの流れだ。


このお客様の扱っている製品のことを考えると、動線がかなり複雑になってしまう。


まずは、そのことを指摘させていただきました。


さて、新しい工場建設に当たって、まったく何もない状態からレイアウトを計画する場合や、既存の向上のレイアウト変更を行う際に、合理的なレイアウトを作り上げるための代表的な手法としてSLP(システマティックレイアウトプランニング)があります。


ステマティックレイアウトプランニング(SLP)は次の手順で行なわれます。


(1)P-Q分析 ⇒ (2)物の流れ分析 ⇒ (3)アクティビティ相互関係 ⇒ (4)アクティビティ相互関係ダイアグラム ⇒ (5)面積(スペース)相互関係ダイアグラム ⇒ (6)レイアウト案の作成


図面を見る限りでは、生産の効率化の観点が軽んじられており、別な観点に意識が集中しているように思われました。


しかし、こちらの指摘した観点も認識していただけたので、見直したものは、かなり良いものになるのではと期待しています。


その後、中小企業診断士によるある地域の産業施策についての研修会があり、参加してきました。