昭和30〜40年代生まれはなぜ自殺に向かうのか

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、小田切陽一著、「昭和30〜40年代生まれはなぜ自殺に向かうのか」です。


この本の帯には、「50人に1人が自殺する日本!!36〜56歳、必読!」と書かれていました。


該当する私は、思わず手に取ってしまった本です。


しかし、タイトルからなかなか読まずに、そのまま韓国に持ってきてようやく読みました。



厚生労働省の「人口動態統計」のを見ると、2010年の日本人の死亡原因の順位として自殺は第7位だそうです。


今は、自殺の流行期としては第二次世界大戦後の3番目の流行期になっているそうで、1988年からこの流行期は始まっているそうです。


そして最近の傾向としては、以前は多かった50歳以上の中高年の年齢層が低下し、それに対して30歳代と40歳代は明らかに自殺率は上昇しているそうです。


この本では、このように世代間の自殺率の比較、自殺に見る地域差や男女差、自殺予防対策等を懇切丁寧に解説しています。


しかし、タイトルの「なぜ」に当たる部分の説明がなく、統計上の話と現在の状況だけに言及が留まっているのが、ちょっとしっくりこないところでした。