日本人は、中学、高校、大学と普通に行けば10年間は英語を習っているのに満足にしゃべれる人が少ない。
一つは、英語教育そのものが英語を話す人たちとのコミュニケーションとしてのツールとしての学習より、受験のための勉強になっていることがあるからだろう。
最近はネイティブの方々が先生になっているところもあるそうだが、昔はそんな環境にはなかった。
しかし、こういう状況は教育環境だけではなく、その教育を受ける我々や周囲にも問題があったのではなかろうか。
今のようにグローバル化が叫ばれているわけでもなければ、特に英語がしゃべれなくても困るような環境がなかった。
ということは、語学を習得するためには、その言葉を話さなければならない困る状況を作ることが一番なのだろう。
といって、現代を見るとインターネットの普及や教材のデジタル化などにより、ナチュラルの英語に接する機会は確かに増えてきた。
しかし、それを学ぶ人たちの姿勢は、我々の時代とさほど変わらないように感じるのは私だけだろうか。
ならば、我々も頑張らなければと、今韓国語の勉強をしているけれども、年には勝てぬのか、ただ、ただため息をつくばかりである。
これからの時代を背負って立つ若い世代の人たちは、語学学習はきちんとコミュニケーションが取れるように、しっかり勉強してください。
今後の大いなる飛躍、期待しています。
