これから、本を山積みにしようとしている書斎の中で椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、石川和幸著、『「見える化」仕事術』です。
製造業では、生産量の推移、不良率、進捗状態など、仕事の状態を可視化して、誰もがその状態をわかるようにできる手法として、「見える化」を行なっています。
- 作者: 石川和幸
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は、その「見える化」を個人の仕事にも展開していこうということを意図して書かれています。
紹介されているツールなども、長く企業で勤務されている方なら、どれかは使ったことがある、あるいは見たことがあるものかもしれません。
ですから、初心者向けの入門書的な本です。
しかし、最後に書かれている、「最近、仕事をしていて気になるのは、プレゼンの技巧にばかり走って、中身のない資料を見せられることです。」の一言は、おおいに頷けます。
中身が伴っていないと相手のに理解を得て、動いてもらうことができないと私も思います。