本が山積みされた書斎の中の本に埋もれそうな机の上のわずかなスペースで綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、内田和成著、「プロの知的生産術」です。
この本は、元ボストンコンサルティングの日本代表の内田和成氏が、情報過多の時代に自分らしい情報活用の目指す人のために書いた本です。
情報活用の本は、世の中に山ほどありますが、この本のユニークな点は情報を収集ではなく、情報を活用(アウトプット)することにフォーカースした方法論を書いているところです。

- 作者: 内田和成
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/11/19
- メディア: 新書
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情報収集は、インターネットが普及し、誰でもネット環境に接することができる現代ではそんなに難しいことではないと言っています。
その情報をいかに活用できるかで、差別化が図れると氏は語っています。
面白いのは、コラムとして文具や電子機器などの道具(ガジェット)の活用術が書かれていることです。
先日紹介した『「IT断食」のすすめ』でも書かれていましたが、ここでも現場の情報が重要であること、アナログ的な対応も大事であることが述べられています。
情報を有効に活用するには、どのようにしたら良いか、再考するには良いヒントを与えてくれる本だと思います。