ソブリンリスクの正体

本が山積みされた書斎の中の本に埋もれそうな机の上のわずかなスペースで綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、浜矩子著、「ソブリンリスクの正体」です。


いやあ、また読んでしまいました、浜矩子さんの本。


本屋さんで、あの斜めから写した顔写真を見ると、強面のオバサンだなあと思いながら、どうしても気になてしまいます。


ソブリンリスクの正体 (フォレスト2545新書)

ソブリンリスクの正体 (フォレスト2545新書)


この本で取り扱っている、ソブリン・リスクとは、簡単に言うと「国にお金を貸したら帰ってこないのではないかというリスク」のこと。


ギリシャやスペイン、イタリアなどの国の財政破たんの危険性が、ニュースや新聞などにも取り上げられている。


この本では、米国、日本、欧州での特徴的な国を取り上げ、ソブリン・リスクは対岸の火事ではなく、いつ自分たちの国にも影響を受けるかもしれないということを伝えてくれる。


経済という観点から、各国の思惑や駆け引きなどの側面を知ることができる面白い本である。


ご一読してみてはいかがでしょうか!