100円ショップの会計学

本が山積みされた書斎の中の本に埋もれそうな机の上のわずかなスペースで綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、増田茂行著、「100円ショップの会計学−決算書で読む「儲け」のからくり」です。


本書は、財務諸表3表である、「損益計算書」と「賃借対照表」と「キャッシュフロー計算書」の3つについての入門的な解説書である。


と言っても、難しく書かれているわけではなく、100円ショップってあんな値段で販売していて儲けがあるんだろうかというところから、100円ショップ系の財務諸表を紐解いていく形で説明をしてくれる。


100円ショップの会計学-決算書で読む「儲け」のからくり  (祥伝社新書 (130))

100円ショップの会計学-決算書で読む「儲け」のからくり (祥伝社新書 (130))


中小企業診断士試験においては、財務・会計を苦手としている人が多いが、このようにわかりやすく書かれていると、すんなりと頭に入るのではないだろうか。


ビジネスマンにとっては、決算書を読めることも持つべき能力の一つとなっている。



そんなビジネスマンや中小企業診断士試験を受けようとする人で財務・会計を苦手とする受験生にはお奨めの本と思います。