本が山積みされた書斎の中より読書本の紹介です。
今回紹介する本は、小笹芳央著、『「持っている人」が持っている共通点―あの人はなぜ奇跡を何度も起こせるのか』です。
「持っている人」・・・果たして、なんだろうと思い、本書を読み始める。
記憶にある方もいらっしゃると思うが、現在日本ハムファイターズに在籍している斉藤祐樹。
彼が、昨年秋季リーグで早慶戦によるリーグ優勝を決めたときにインタビューにこう答えた。
「『斉藤は何かを持っている』と言われてきました。今日、何を持っているのか確信しました。それは仲間です。」
「持ってる人」が持っている共通点―あの人はなぜ奇跡を何度も起こせるのか (幻冬舎新書)
- 作者: 小笹芳央
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/05
- メディア: 単行本
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著者は、「持っている人」の特徴、行動様式を明らかにするために、まず、「持っていない人」はどういう人かというところから言及を始める。
そして、「持っている人」とはいかなる人かを紐解いていく。
「持っている人」は、類希な強運と不断の努力は当然のことである。
さらに、「持ってる人」は、勝つ可能性を最大限まで高めるために、他人を意識せず自分に集中し、感情的にならず行動し、過去にとらわれない。
そして、周囲の応援と祈りを自分に引きつけて、不可能を可能にし、感動を呼ぶ。
「持っている人」になりたい、近づきたいと思う人には参考になるのではないだろうか。
また、この本を読んで自分や周囲の人たちのことをもう一度見直してみるのもよいかもしれない。