本が山積みされた書斎の中より読書本の紹介です。
今回紹介する本は、三橋貴明著、「サムスン栄えて不幸になる韓国経済」です。
サムスン電子など、一見好調に見える韓国だが、その陰では静かなる危機が訪れており、先行きが危ぶまれていると述べています。
そして、逆に日本には、日本人が思う以上に底堅く裾野の広い経済があり、悲観的なマスコミの報道に惑わされてはいけないと著者は訴えています。
- 作者: 三橋貴明
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書を手に取った時には、韓国経済を捉えた本かと思いましたが、むしろ日本経済が今後どうしていくべきかを、韓国が歩んできた道を反面教師に示唆している本でした。
著者は、作家、経済評論家、中小企業診断士の肩書きを持っています。
本書の中で、付加価値額の計算式が出てくる時に、診断士の試験でも出てくることも紹介しています。
できれば、日本がここに記載してあるように国内投資を増やし、内需拡大型にしていくための具体策の提案が欲しかったです。