コンサルタントの「ひと言」力

読書本の紹介です。


今回紹介する本は、野口吉昭著、『コンサルタントの「ひと言」力』です。


「ひと言」によって、話しの流れが一気に変わることありますよね。


この本は、著者がコンサルタントとしてクライアントを動かす、注意を喚起する、やんわりと気づかせるときに現場で使っている45の“決め台詞”とどういう場面で使い、どのような効果を期待して、その言葉を発するのかを解説しています。


コンサルタントの「ひと言」力 (PHPビジネス新書)

コンサルタントの「ひと言」力 (PHPビジネス新書)


コンサルティングの現場では、クライアントが真剣に問題に取組むようにするために、言い方は良くないかもしれませんが、様々な飴と鞭を使っていると思います。


それは、実際に動くのはクライアントであり、その企業の経営者や従業員が本気になってくれなければ、提案や支援をしても有効性が発揮されないからです。


この本を読んで、ここで出てくる言葉を参考にさせてもらおうと思ったと共に、自分自身はどんな言葉を使って、クライアントへの気づきを行っているかを考えてしまいました。


コンサルタントの方だけではなく、誰かに影響を与え動かさなくてはならない人達にとっても価値ある本だと思います。


是非、一読してみてください。