インドネシアを見て

中小企業診断士の支会の研修旅行でインドネシアを視察してきました。


この国人口が世界4位の2億4千万人あまりいるということ、そしてFTAで活気づく東南アジアの国の一つであるということで、どんな活況を呈しているかに興味があり、この旅行に参加しました。


成田空港から出発したのですが、5月連休のときとは違い、空港には人が戻ってきました。


東日本大震災の影響も徐々に薄れてきたのでしょうか。


向こうでは、日系企業の工場を3つ、現地企業の地場産業の工場を1つ見学してきました。


いずれも労働集約的な形で生産が行われています。


日系企業では、従業員の皆さん、よく教育・訓練されているように思えました。


私がビックリしたのは、その若さです。


就労人口も多く、若く、活気ある国ですね。街行く人々もオートバイ、車で、交通渋滞は、こちら以上に凄かったです。


以前、読書本で紹介した藻谷浩介著「デフレの正体」では、生産年齢人口の減少が消費の減少につながり、その結果デフレが進行するというようなことが書いてあったが、この国の生産人口は多い。


工場でもオペレータはほぼ20代。


まだまだ、発展、成長の余地を残している国です。


帰国後、周りを見ると、なぜか街行く人の数もすくなく、活気も感じられない。


できれば、気のせいであってほしい。