図書館で借りるJAZZアルバム−その220−

読書が終わった本が山積みにされた書籍の要塞と化した書斎の机の上のPCで聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回紹介するアルバムは、ソニー・フォーチュン、「コルトレーンの魂」です。


コルトレーンの魂」というタイトルから、なんだろうと思って聴くと、1曲目の「トレーン・アンド・シングズ」は、ソプラノサックスの聴き覚えのあるフレーズ。


「マイ・フェイヴァリット・シングス」かと似ていると思うが、作曲はソニー・フォーチュン。


そう、このアルバムはサックスプレイにジョン・コルトレーンの魂を引き継いだソニーが演奏するサックスの入魂の一枚というべきアルバムである。


コルトレーンの魂

コルトレーンの魂


全編、緊張感ある演奏は、コルトレーンのアルバムを聴いているような錯覚さえ確かに覚えてしまう。


4曲目の「イン・ザ・スピリット」では、ジョン・ヒックスが聴きごたえのあるピアノ演奏を展開しています。


パーソネル
ソニー・フォーチュン(ss、as、ts)、 ジョン・ヒックス(p)、 サンティ・デブリアーノ(b)、 ロニー・バラージ(ds)、 スティーブ・ベリオ(バタ・ドラムス on 7)、 ラシッド・アリ(ds on 9)、 フリオ・コラッツォ(バタ・ドラムス on 7)、 レジー・ワークマン(b on 9)


曲目
1. トレーン・アンド・シングズ
2. ハンギン・アウト・ウィズ・JC
3. アフリカ
4. イン・ザ・スピリット
5. ミスター・ジョーンズ
6. ハンギン・アウト・ウィズ・JC・アゲイン
7. オーレ
8. セイ・ホワット
9. フォー・ジョン