コハダは大トロよりなぜ儲かるのか?

読書本の紹介です。


今回読み終わった本は、林總著、「コハダは大トロよりなぜ儲かるのか?」です。


これは、『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』の第3弾です。


僕は第2弾はまだ、読んでいませんが、前々作、前作と同様にストーリー仕立てなので、面白く読みながら会計の知識を学ぶことができると思います。


舞台は中堅アパレルメーカーのハンナ。社長の矢吹由紀、製造部長の林田達也経理課長の木村真奈美の3人が、それぞれに会計と経営に関する知恵を出し合い、問題を解決して、経営危機を脱していきます。


コハダは大トロより、なぜ儲かるのか?

コハダは大トロより、なぜ儲かるのか?


今回は、コンサルタントの安曇教授から答えを授かるのではなく、ヒントをもらい、それを参考に問題解決の方向性を見つけていくところが面白いのではないでしょうか。


在庫問題や原価管理の話も出てくるので、工業系の財務にも慣れておきたい中小企業診断士試験の受験生なども読むと参考になるのではないでしょうか。


「利益とは何か?」を知りたいと考えている方には、お勧めの本です。