図書館で借りるJAZZアルバム−その197−

読書が終わった本が山積みにされた書籍の要塞と化した書斎の中で聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。

今回紹介するアルバムは、オイゲン・キケロ・トリオ、「ララバイ−オイゲン・キケロ ラストアルバム」です。


オイゲン・キケロのオリジナルとしては最後の作品となってしまった95年のアルバムです。


子守唄をテーマにロマンティックでキュート、そして愛情溢れる作品となっています。


LULLABIES(ララバイ?オイゲン・キケロ ラスト・アルバム)

LULLABIES(ララバイ?オイゲン・キケロ ラスト・アルバム)



テーマが子守唄だけに、どの曲も心穏やかになる感じで、仕事をしながらのバック・ミュージックとしては、うってつけのアルバムに感じました。


オイゲン・キケロのピアノって、一言で言うと洒脱で粋なタッチっていうんですかね。


聴く方も構えることなく、スーッと音が入ってくる、そんな親しみやすいピアノの演奏だと思います。


パーソネル:
オイゲン・キケロ(p)、デケバル・バディラ(b)、リンゴ・ヒース(ds)


曲目
1. ララバイNo.1
2. 美しい子羊
3. 砂男
4. カティンカの子守唄
5. クリティアーナの歌
6. BUMTSCHIBAY
7. 眠れ愛しい子よ
8. 山のかなたに風は吹き
9. キケロの子守唄
10. お眠りなさい,幼な子よ
11. ララバイNo.2
12. バードランドの子守唄